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2018年04月04日

『肩関節亜脱臼』

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「肩関節亜脱臼」は、脳卒中を発症すると、麻痺側の肩の30〜50%に合併するといわれています。

 

 

【肩関節の亜脱臼とは】

肩関節の亜脱臼とは、麻痺のため肩関節の靭帯棘上筋が伸張され、肩甲上腕関節に起きる亜脱臼の事を言います。

 

解剖学的に肩甲上腕関節窩は上方・前方・外側に向いているため、亜脱臼が起こると上腕骨頭は下方・前方・外側にずり落ち、触診(触る)や視診(見る)によって確認をすることができます。

 

臨床的に、亜脱臼はとは、座位で肩甲上腕関節の関節窩の上縁から上腕骨頭までの距離が一横指以上の事を言います。

 

「一横指」とは、手指の幅の事です。指二本分の事を「ニ横指」と言います。

 

 

【亜脱臼と麻痺の関係】

亜脱臼は、弛緩性麻痺の高度(重度)なものほど起こる時期が早く、その程度も高度になります。

 

脳卒中発症直後、弛緩性麻痺を示すものについて亜脱臼の経過と、その回復傾向をみるとブルンストロームステージⅠ〜Ⅲの前半までに起こって徐々に進行しますが、あるところで止まります。

 

麻痺の改善がない場合は亜脱臼は固定し、麻痺の改善がある場合はステージIIIの後半からステージⅣに移るに従って亜脱臼は改善に向かうとされています。

 

 

【亜脱臼と痛み】

亜脱臼は、肩甲上腕関節の関節窩上腕骨頭の間で起こり、肩の痛みを伴う事が多いです。

 

しかし、亜脱臼そのものになんらかの別の疾患が加わらない限り痛みや可動域制限は起こらないとされています。

 

つまり、亜脱臼自体が痛みを起こしているわけではないのです。
肩の痛みの原因としては、肩の関節包炎が多いといわれています。

 

 

【亜脱臼の治療】

①関節可動域制限があれば、温熱療法とROM訓練。

 

②亜脱臼に対しては麻痺が回復した場合に、痛みや腱や靭帯の過伸張(逆拘縮)を残さないように、予防目的でアームスリングあるいは三角巾を使用します。

 

③痛みがある場合には、消炎鎮痛薬の投与のほかに関節内注射(肩峰下滑液包の注射など)。

※③は医師によって行われます。

 

 

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