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2018年04月07日

『褥瘡(床ずれ)』の予防方法について

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今回は『褥瘡(床ずれ)』の予防方法をまとめています。

 

褥瘡は統計学的に脳血管障害、脊髄疾患に起因する場合が多く、寝たきり(寝かせきりの場合も多々ありますが)の高齢者の増加とともに増えています。

 

以前は褥瘡は治らない創といわれていましたが、創傷治療に関する研究、治療薬や材料の開発により治る創へと変わってきました。

 

 

 

【褥瘡の予防】

1.徐圧

(1)予防用具
予防用具には様々なものがあり、マンパワーの必要な体位変換を補うために活用されています。

 

①全身用予防用具
体圧分散寝具は自力で体位変換ができるか、できないかで選択します。
上敷きマットレスは通常のマットの上に重ねて使用するタイプで、交換マットレスは通常のマットと入れ替えて使用するタイプになっています。

 

素材はエア、ウレタン、ウォーターがあるが、一般的なのはエアマットになります。自力で体位変換ができる場合はウレタンなどの安定感の良いものを選びます。
体位変換が自力でできない場合はエアやウォーターのタイプを選びます。
リハビリ目的の場合はウレタンマットやエアマットの薄いものが望ましいです。

 

②部分用予防用具
通気性の良いビーズマットや、高価にはなるが体圧分散効果の高いフローテーションマットがあります。
ムートンは本来減圧する効果はなく、予防用具ではありません。
また、円座の使用は局所外周に圧迫を加え、循環障害をきたすなど、かえって褥瘡発生に結びつきやすいために不適になります。

 

 

2.スキンケア

(1)ずれ・摩擦
ベッドで擦れる状態と、組織が引き延ばされる状態を極力少なくしていきます。
脳血管障害の急性期でギャッチアップを行う際は、膝下の部分を屈曲させてから頭部を上げることが大切になります。
さらに、背ぬき、足ぬきといった、ベッドアップ直後に背中や足を一旦ベッドから離して、しわやよれを解除します。
これは摩擦やずれを開放することになり大切な予防となります。
また、ベッドアップの状態で、特に上肢の運動をした場合に上半身のずれが起こりやすいので、運動後には前述した背ぬき、足ぬきを行います。

 

圧迫部のマッサージは深部組織の損傷を招くとされているために禁止されています。
とくに、高齢者にみられる乾燥肌は表皮が損傷しやすいので保湿クリームの使用がすすめられています。

 

清拭時にも注意が必要で、圧迫を受けている部分は強く擦らないようにします。
石鹸は可能ならば弱酸性のものを使い、必要以上に皮脂を取りすぎないようにします。
アルコール含有の清拭剤は勧められす、洗濯糊の効いた寝衣も好ましくはないです。

 

 

(2)湿潤
湿潤した皮膚は乾いた皮膚の5倍もの損傷を受けやすいといわれています。
湿潤の原因は汗、尿、便です。
よってベッド上に用いるラバーシーツは慎重に選ばなければなりません。
また、紙おむつは通気性が良くなっているが、排泄物による湿潤は避けられないのでこまめに取り替えます。
さらに尿は放置をするアルカリ物質となり、便は水様になるほどアルカリ性になるため、付着することで皮膚障害が起こりやすくなります。

 

 

(3)栄養
組織の耐久性を低下させないために、全身状態や活動に合わせたエネルギーの補給が大切になります。食事はできるだけ経口摂取を勧めます。

 

 

 

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