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2018年05月14日

『異常歩行』のまとめ

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『異常歩行』についてまとめています。
疾病によって特徴的な歩行がみられます。

 

 

中殿筋歩行:gluteus medius gait】

変形性股関節症など、中殿筋が低下した患者にみられる。中殿筋筋力が弱い側の下肢で立った際、骨盤が反対側に傾くトレンデレンブルグ(Trendelenburg)徴候。体幹を患側に傾けて代償がはかられる。

 

 

大殿筋歩行:gluteus maximus gait】

大殿筋筋力低下によりみられる。患肢での立脚相で股関節が過伸展し、体幹が後方に傾く。

 

 

はさみ歩行:scissoring gait】

痙直性脳性麻痺など、股関節内転筋群の筋緊張が亢進した患者にみられる。遊脚期に両下肢が内転して、両膝や大腿部がぶつかる。

 

 

鶏歩:steppage gait】

足関節背屈筋群の筋力低下による下垂足(drop foot)の患者にみられる。遊脚期に下垂した足部が床に触れないようにするために股関節、膝関節を屈曲し、患肢を高く上げて降り出し、立脚相初期から足底全体で接地する。

 

 

ぶん回し歩行:circumduction gait】

脳卒中の片麻痺患者にみられる。患肢は硬直し、遊脚相では膝関節伸展、足関節尖足のまま股関節を中心に外側に半円を描くように降り出す。

 

 

失調性歩行:ataxic gait】

運動失調症にみられる。左右の足の間隔を広げ、よろめいた歩行になり、歩行リズムが失われる。

 

 

疼痛性歩行:antalgic gait】

下肢に痛みがある患者にみられる。体重負荷による痛みを避ける歩行で、患肢をゆっくりと接地し、立脚相が短縮する。

 

 

パーキンソン歩行:parkinsonian gait】

前屈姿勢で足底を床に擦るようにして小刻みに歩く。すくみ足、上肢の振りの減少、加速歩行などがみられる。

 

 

前頭葉障害による歩行障害:frontal lobe disorder of gait】

前頭葉障害により、やや前屈姿勢で両足の間隔を拡げ、足底を床に擦るようにして歩く。歩行失行(gait apraxia)とも呼ばれる。

 

 

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