BLOGブログ

2018年06月01日

~介助方法〜 『臥位での頭側(上側)への移動介助』

ブログ

臥位(寝た状態)での移動介助』についての説明です。

 

 

この介助は頻回に行う上に、腰を痛めやすいのでとても大事です。写真付きで説明をしていますので、腰を守るために参考にして下さい。

 

 

臥位での移動介助とは被介助者(介助される人)がベッドや布団に寝たままの状態で、介助者(介助をする人)が被介助者の身体を頭側(上側)に移動させる介助の事です。ベッドに寝ている状態だが、【身体全体が足側(下側)に下がっているので頭側(上側)に移動したい】という場面等に必要になります。

 

 

方法は2つあります。

 

 

頭側(上側)から介助をする方法

横から介助をする方法

 

まず①の頭側(上側)から介助をする方法です。

こちらが腰に負担の少ない楽な方法になります。

 

 

介助者は仰向けに寝ている被介助者(介助される人)の頭側(上側)に位置します。そして両腋(わき)の下に手を入れて、そのまま服の腋の部分を握りながら頭側へ引っ張ります。

 

 

このときにポイントがあります。

 

【ポイント①】手首を曲げる

 

手首をこの形のまま引っ張ると力が入りにくく、やりにくいです。

 

image

 

 

 

下の写真のように、手首を手のひら側に曲げたままで引っ張ると介助者に力が入り易く楽に行う事ができます。

 

image

 

 

 

【ポイント②】介助者自身の体重を利用して引っ張る(※介助者が腰を痛める原因になるので、腕だけで引っ張らない)

 

 

頭側へ引っ張る時は腕の力だけで行わずに、介助者自身の体重を利用して行います。

 

 

腕である程度引っ張るのと同時に、介助者は自分の体重を後ろにかけます。そうすることで楽に行えます。

 

 

下の写真のように両膝を支点にすれば、体重を利用して行い易くなります。

 

image

 

 

 

また、立て膝(膝を曲げて足の裏がベッドの面についた状態)が出来る被介助者には介助者が頭側へ引っ張ると同時に、足で踏ん張ってもらい協力してもらって下さい。

 

 

次に②の横から介助をする方法です。

 

 

よく知られている一般的な方法ですが腰を痛めやすいので、できれば①で説明をしたやり方をおすすめします。しかし、スペースの問題等で被介助者の頭側に介助者が位置することができない場合はこの方法で行います。

 

 

やり方は仰向けに寝ている状態の被介助者の横に立ちます。介助者は被介助者の肩(介助者から見て遠い方の肩まで、被介助者の肩の下を通すようにして手を伸ばす)と臀部(お尻)にそれぞれ腕を回します。

 

 

そして、介助者は被介助者の上半身(頭と肩)を少し浮かした状態にして、介助者の前腕(肘から先)で被介助者の臀部(坐骨部:椅子に座った時に体重がかかるお尻の左右の骨)を頭側に押して、被介助者の身体を移動させます。この場合も介助者が腰を痛めないように、自分の体重を利用して下さい。

 

 

※被介助者の上半身(頭と肩)を浮かした状態で行うのは、身体とベッドとの接地面積を減らして、被介助者の身体移動を少ない力で行えるようにするためです。

 

 

 

【ポイント③】電動ベッドの場合は高さを上げる

 

ベッドの高さが低い状態で行うと、腰を痛める可能性がとても高くなります。

 

 

ベッドの高さを上げてから、この介助を行って下さい。理想は介助者が、中腰にならなくてもいい高さまでベッドを上げるとかなり楽に行えます。ポイント②で説明をした「体重を利用して行う」ことも忘れずに。

 

 

最後に注意点ですが、あまり腋(わき)自体をもって引っ張らない方がいいです。特に麻痺がある人には引っ張ると肩を痛めることがあるので、行わない方が無難です。

 

 

上記の点に気をつけて、行ってみてください。

 

 

『ブリッジ』は大阪市、堺市を中心に大阪府全域に「自費訪問リハビリテーション」「出張パーソナルトレーニング」のサービス展開をしています。
あなたの充実した人生の架け橋になります!

 

 

ブリッジ

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

072-249-0636