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2018年06月02日

『浮腫 (むくみ)』 の基礎知識

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浮腫:edema(一般的には むくみ と言います)について、原因二次障害治療方法禁忌事項 (絶対にしてはいけない事)に分けて説明をしています。

 

 

浮腫とは「血管から濾出した水分が細胞内、組織間隙あるいは体腔内(心膜腔、胸腔、腹腔)に過剰に貯留した状態」の事をいいます。

 

 

【原因】

1. リンパ管の閉塞または狭窄 ⇒ リンパ流が障害され、リンパ液がうっ滞することによりおこる。

 

2. 血管壁の透過性の亢進 ⇒ 炎症やヘビの毒により血管壁の透過性が亢進して血管より水分が濾出しやすくなりおこる。

 

3. 毛細血管圧の上昇 ⇒ 心不全や静脈血栓によって、全身性あるいは局所的にうっ血がある場合におこる。

 

4. 血漿膠質浸透圧の低下 ⇒ ネフローゼ症候群では、腎糸球体の障害からタンパク質がタンパク尿として多量に失われる。そのため低タンパク血症となり血液の膠質浸透圧が下がるため、水分が組織中に移行することによっておこる(腎性浮腫)。また、がんの末期などでは食事が十分にとれず。血液中のタンパク質が低下することによって生じる。

 

 

【二次障害】

四肢に浮腫を伴う場合、関節構成体の線維化が拘縮につながる可能性がある。特に麻痺側の末梢、具体的には手関節、手指、足関節と足部。
また、浮腫があること自体によって関節可動域に制限が発生する。

 

 

【治療】

  • 薬物療法 : 利尿薬 (主に朝から昼にかけて服用する。夕方以降に服用すると夜間トイレに行く回数が増え眠れなくなるため。)


 

  • 理学療法 : ポジショニング、リンパマッサージ(ドレナージ)、関節の丁寧な他動運動、下肢のパンピング運動


 

  • セルフケア : 下肢 (足) を高くして寝る、椅子に座った状態でつま先と踵を交互に上げ下げする、入浴も有効 (静水圧による: 足を伸ばした状態が良い)


 

  • 食事 : 塩分を控える (人間の体は、体内のナトリウム濃度を一定に保とうとするため、体内のナトリウム濃度が高くなると、それを薄めようとして、水分を体内に補充しようとする反応がおきる。「喉が渇いた」というのが、水分を補充しようとする生理現象)


 

 

【禁忌(絶対に行ってはいけない事)事項】

     局所的な強い加温(温熱)

※知っている人は少ないですが、浮腫がより悪化する可能性があるので絶対にしてはいけません。

 

 

 

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