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2018年06月09日

~介助方法~ 『立ち上がり』

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動作の基本となる『立ち上がり』動作の介助方法について説明をします。

 

 

ポイントは

 

1.座面の高さ

 

2.臀部(お尻)の位置

 

3.両足の位置

 

4.被介助者(介助される人)の動き方

 

5.介助者の動き方

 

6.声かけ

 

の6点です。

 

 

では説明をしていきます。

 

 

1.の『座面の高さ』は立ち上がる本人が座っているベッドやいす等の座面の高さ(床からの高さ)の事です。座面が低すぎると立ちにくく、逆に高すぎるとずり落ちの危険があります。

 

座面の高さの目安は、普通に座っているときの膝の角度が100°程度(直角よりも少し曲げるぐらい)が立ちやすいです。電動ベッドであればリモコンで高さを調節します。電動ではないベッドや車いす(椅子)の場合は臀部(お尻)の下にクッションを敷いて高さの調節を行います。

 

 

 

2.の『臀部(お尻)の位置』は浅く腰掛けるか深く腰掛けるかの違いです。

 

結論を先に言うと、「浅く腰掛ける」方が立ち上がりが行いやすくなります。逆に深く腰掛けるとかなり立ちにくくなってしまいます。

 

理由は、身体と接触している面積が大きい程動きにくくなるからです。具体的に言うと、「お尻や太もも」と「椅子やベッドの座面」が接触している面積(支持基底面と言います)が大きい程、次の動作をする際に動きにくくなるという事です。

 

逆に身体と接触している面積(支持基底面)が小さい程、次の動作をする際に動き易くなります。

 

ただし、支持基底面が小さくなるという事は不安定になり易いという事なので、浅く腰掛けてもらう際は被介助者(介助される人)がバランスを崩して転倒しないように充分に気をつけて下さい。

 

 

 

3.の『両足の位置』とは、「足底(足の裏)が床につく位置」の事です。

 

両足を前方に投げ出すようにして、そのまま立ち上がろうとすると立てませんよね。逆に両足を少し手前(身体側)に引くと、足の指にまで体重がかかりやすくなって、立ち上がり易くなります。

 

 

 

4.の『被介助者(立ちあがる本人)の動き方』については、

①体幹(上半身)を前傾(前かがみになる:お辞儀をするような格好)する

②足の指にまで体重をのせてから臀部(お尻)を浮かせる

 

といった上記の2点が大事になります。

 

①については上半身を前かがみにしてからでないと、基本的に立つことができません。

 

②についてですが、両足の踵にだけ体重をかけて立ち上がると、後ろに倒れ易くなってしまいます。

 

上記①、②については身体の重心が関係しています。一度ご自分で、あえて立ち上がりにくい動き(立つ際に上半身を前かがみにしないで立つ、両足の踵にだけ体重をかけて立つ)で立ってみれば分かると思います。

 

 

 

5.の『介助者の動き方』は立ち上がりで特に重要なポイントです。

 

被介助者(介助される人)を立たせる場合に真上に持ち上げるようにすると、無駄な力がかなり必要になってしまいます。

 

方向で言うと、「斜め前上方」に持ち上げます。そうすることで、最小限の介助で行う事ができます。

 

また、両足の踏ん張りがかなり弱い人を介助する際に「介助者の膝を被介助者の膝に当てて立ってもらう:膝をロックして」方法を行う事もあります。その際は、臀部(お尻)を浮かす時にロックした被介助者の膝を少し前方に出す(必然的に介助者は少し後方に下がる動きになりますが、両足の位置は変えずに重心移動のみで動きます:踏みかえません)ようにして(膝はずっとロックしたまま)から立ち上がっていきます。

 

この介助方法は少し慣れが必要ですが、これは本来私たちが立ち上がるときにしている自然な動きになります。

 

 

 

6.の『声かけ』は立ち上がる前に被介助者(介助される人)に伝えます。

 

例えば、「お辞儀をしてから立ちましょ」、「前にかがんでから立ちましょう」といった具合です。人それぞれに、有効な声かけが違うので介助される人に合った声かけを試してみて下さい。

 

 

 

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