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2018年06月29日

リハビリ職にも必須の『異常呼吸』の知識

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『異常呼吸』について、まとめています。
「呼吸」に関しての少し難しい説明になりますが、参考にしてください。

 

 

安静時の正常呼吸では、成人の場合、1分間に12〜20回の頻度で、450ml程度の空気の吸息と呼息を周期的に繰り返しています。

 

 

この呼吸型は病的な原因で呼吸中枢の興奮が変化すると、呼吸頻度呼吸の深さ規則性が変化します。

 

 

呼吸頻度が増加する場合は頻呼吸または多呼吸といい、その逆の場合は徐呼吸といいます。

 

 

また、呼吸の深さが増す場合は呼吸頻度の変化の有無にかかわらず過呼吸といい、その逆の場合は減呼吸あるいは呼吸低下といいます。

 

 

臨床的にしばしばみられる病的呼吸型に「チェイン・ストークス呼吸」といわれるものがあります。
これは無呼吸の状態と、次第に深くなって再び浅くなるような呼吸の状態とが交代して現れる呼吸型で、心不全尿毒症脳疾患臨終のさいなどに現れることがあります。

 

 

これらの症状を呈する方は、無呼吸時に動脈血の二酸化炭素分圧が上昇すると中枢化学受容器が刺激され、呼吸が促進してくるが、この過呼吸によって二酸化炭素分圧が低下するため、再び呼吸が抑制され無呼吸になるということを繰り返してしまいます。

 

 

このような現象が現れる原因としては、二酸化炭素分子の変化に対する中枢化学受容器の反応に遅れが生じたためか、あるいは、心不全等で血液のガス分圧変化に関する情報が脳へ達する時間が長くなるためと考えられています。

 

 

もう1つ、交代制に無呼吸が起こる呼吸型として「ビオー呼吸」があります。
この呼吸型では無呼吸からいきなり過呼吸が始まり、過呼吸期は突然無呼吸期に変わる点が特徴です。
この呼吸型は、脳圧亢進を伴う脳炎髄膜炎脳腫瘍等でみられることがあります。

 

 

呼吸の頻度と深さは血中の二酸化炭素分圧や水素イオンが増加したとき、また、極度に酸素分圧が低下したときには増加するが、換気量が安静時の2倍ぐらいになっても、通常は呼吸の亢進は意識できません。
しかし、換気量が3〜4倍になると、「息が切れる」「息が苦しい」といった不快な感じをもつようになります。

 

 

このような、自覚症状を伴って努力して呼吸を行っている状態を「呼吸困難」といいます。
この不快な自覚症状を伴わずに呼吸の亢進がある場合は単に「過呼吸」といいます。

 

 

呼吸困難は、高山や高空で外気の酸素が極度に不足する場合のほか、呼吸器に種々の障害のある場合(気道の狭窄、換気の行える肺胞面積の減少、肺の伸展性の低下、胸郭の運動の障害等)や、心不全のとき、糖尿病などでアシドーシスに陥っているとき等に起こります。

 

 

酸素の運搬機能を持つヘモグロビンが減少する貧血では、通常、呼吸の促進は起こりませんが、重症になれば呼吸困難を起こすこともあります。

 

異常呼吸は訪問リハビリテーションの場面でも時々見受けられます。
その時は、呼吸の状態をしっかりと確認して、緊急を要する状態なのか、そうでないのかを判断しなければなりません。
リハビリテーションにおいても呼吸の知識は非常に重要になります。

 

 

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