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2018年07月06日

血圧が下がった時(起立性低血圧)の対処法・予防法

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寝ている状態から起き上がり座った状態や立位をとった際に生じる過度の血圧低下のことを「起立性低血圧」といいます。

 

 

名称が「起立性低血圧」となっているので、立った際に起こる、と思われがちですが、座位になったときにも起こります。

 

 

「起立性低血圧」の定義は,20mmHgを上回る収縮期血圧(最高血圧)の低下,10mmHgを上回る拡張期血圧(最低血圧)の低下,またはその両方とされています。

 

 

症状としては意識の遠のきふらつきめまい錯乱霧視などが,起立後数秒から数分以内に起こり,臥位により速やかに消失します。
人によっては,転倒失神,さらには全身痙攣を起こす場合もあります。

 

 

「起立性低血圧」は様々な病態に起因する血圧調節異常の表れであり,特定の疾患のことではありません。

 

 

しばしば起こり得る場面としては、

「リハビリの座位訓練時や、起立・歩行訓練時」
「家族さんとの車いすでの散歩時」

などがあります。

 

 

脳卒中発症後長期間の間ベッドに臥床されている人に起こりやすく、 人によってはベッドのギャッチアップ(頭を起こした状態)だけでも起こる場合があります。

 

 

なので、上記の人のリハビリの際は、血圧を測りながら段階的(ベッドのギャッチアップベッド上での端座位車椅子座位)に行わなくてはいけません。

 

また、座位や立位をとった直後に血圧が下がる場合もあれば、徐々に血圧が下がっていく場合があるので、「時間」にも注意が必要です。

 

 

【予防法】

長期の床上安静が必要な人の場合は,毎日座位をとってもらい、可能な場合はベッド上で運動が必要です。

 

 

可能であれば定期的に運動をしてもらいます。
定期的な適度の運動は全体的な血管緊張を促進し、静脈系への血液貯留を減少させます。高齢の人には長時間の座位や立位を避けます。

 

 

具体的な運動方法としては、特に下肢のふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋肉を動かす(収縮させる)ことが重要です。
寝ている場合(臥位)では、足首を上下に動かす運動や、座位がとれる場合は時間に注意をして、踵を浮かして下ろす運動の反復を行います。

 

 

上記の「ふくらはぎ」の筋肉は優先的に動かして欲しいのですが、下肢の筋肉全般を動かすことでも効果があるので、寝ている状態(臥位)での膝の屈伸運動足を伸ばしたままで上方に持ち上げる運動、座位では、膝を伸ばす運動膝を持ち上げる運動なども行なってください。

 

 

運動以外の対処法としては、臥位からはゆっくりと起き上がってもらい、座位からはゆっくりと立ち上がってもらいます。
また、十分に水分を摂取をして、飲酒は制限するか控えてもらいます。
アルコールの摂取は血管を拡張させて、血圧を下がりやすくする作用があります。

 

 

食後低血圧は、食事の量や炭水化物の量を減らし、アルコール摂取量を最小限に抑え、食後の突然の起立を避けることで、予防できる場合が多いです。

下肢に着用する「弾性ストッキング」を着用することにより、起立後の静脈還流量、心拍出量、および血圧が上昇する可能性があります。

 

 

 

【対処法】

では、急に「起立性低血圧」の症状が出現した場合はどうすればいいのでしょうか?

 

 

ベッド上などで、すぐに寝る(臥位)ことのできる状態に起こった場合は、速やかに寝てもらいます。
この時、頭の位置を低くして寝てもらいます。さらに良いのは、両足(両下肢)を心臓の位置よりも高く上げて寝てもらうことです。
こうすることで、「起立性低血圧」の症状が改善しやすくなります。

 

 

車椅子に座っている状態などで、すぐに寝ることができない状態のときは、車椅子ごと後方に倒して足と頭の位置を同じくらいの高さ(できれば頭側を足側よりも低く)にします。

 

 

介助者は立ったままでも行えますが、どこかに腰掛けて、車椅子を介助者の足の上に置くような形で行うと楽に安全に行うことができます。

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