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2018年07月13日

『骨粗しょう症』について大事なこと

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【どんな病気?】

 

骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気を「骨粗しょう症」といいます。
骨粗しょう症の人の骨は健康な人の骨に比べて、骨の構造がスカスカとしてもろくなっています。

 

 

骨粗しょう症により骨がもろくなると、つまずいて手や肘をついた、くしゃみをした、などのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。

 

 

がんや脳卒中、心筋梗塞のように直接的に生命をおびやかす病気ではありませんが、骨粗しょう症による骨折から、介護が必要になってしまう人も少なくありません。
骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状がないことが多く、定期的に骨密度検査を受けるなど、日ごろから細やかなチェックが必要です

 

 

 

【折れやすい(骨折しやすい)部位】

 

骨粗しょう症により骨折しやすい部位は、背骨(脊椎椎体)脚の付け根(大腿骨近位部)、手首(橈骨:とうこつ)、腕の付け根(上腕骨)です。

 

 

背骨が体の重みで押し潰れてしまうことを「圧迫骨折」と言い、背中や腰が曲がるなどの原因となります。圧迫骨折が生じても、単なる腰痛として見過ごしていたり、痛みを感じない場合もあります。

 

 

1ヵ所骨折すると、その周囲の骨にも負担がかかり、連鎖的な骨折につながりやすいため、早期発見・早期治療が重要です。

 

 

大腿骨近位部は、骨折すると歩行が困難になり要介護状態になるリスクが高くなる骨折部位です。 大腿骨近位部骨折の85%は転倒が直接の原因となっていますので、骨粗しょう症の治療とともに転倒予防も重要です。

 

 

【骨粗しょう症の原因】

 

骨密度は女性の場合、18歳くらいでピークに達します。そののち40歳代半ばまでは、ほぼ一定を維持しますが、 50歳前後から低下していきます。

 

 

加齢によって骨密度が低下するのは、女性ホルモンの分泌量減少に加えて腸管でのカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが弱くなるなどの理由があります。

 

 

また、若い頃よりも食事量や運動量が減るといった生活習慣の変化も関係します。 加齢とともに生じる生理的な変化は、ある程度やむ得ないことかもしれませんが、できるだけ若い頃から、食事や運動に気を配ることで骨密度の減少を抑えることはできます。

 

 

 

※骨の新陳代謝

骨は一度できあがってしまうと、その後変わらないもののように思われがちですが、 実は古くなり劣化した骨は、メンテナンスされて新しい骨へと生まれ変わっています。 これが骨の新陳代謝です。または、「骨のリモデリング(骨改変)」ともいいます。

 

 

健康な骨では、骨吸収(骨を壊す働き)と骨形成(骨をつくる働き)のバランスがつり合っています。 しかし、骨粗しょう症の骨では、骨吸収がどんどん進んで骨形成を上回ってしまい、骨がスカスカしてもろくなるのです。

 

 

 

【骨粗しょう症の予防】

骨密度を低下させない食事療法

 

カルシウムビタミンDビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。 カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。

 

 

また、高齢になると、食の好みが変わったり、小食になったりしてタンパク質の摂取量は不足する傾向があります。 タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して摂取してください。

 

 

栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。

 

 

 

♦カルシウム
牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など

※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。

 

 

♦ビタミンD
サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵など

 

 

♦ビタミンK
納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど

 

 

♦控えめにしたい食品、避けたい嗜好品など
スナック菓子、インスタント食品の頻繁な摂取
アルコールの多飲
カフェインを多く含むコーヒーの多飲
タバコ

 

 

 

※日光浴でビタミンDがつくられる

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びることで体内でもつくられます。夏の直射日光を長時間浴びることは、皮膚が赤くなるなどダメージにつながりますが、適度な日光浴は骨の健康に役立ちます。

 

冬であれば30分~1時間程度散歩に出かけたり、夏であれば暑さを避けて木陰で30分程度過ごすだけで十分です。 屋内で過ごす時間が長い高齢者や、美容のために過度な紫外線対策を行っている人では、ビタミンD不足が心配されます。運動をかねて積極的に外出する機会をつくって、上手に紫外線と付き合っていきましょう。

 

 

 

骨を強くする運動

骨は、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があります。 散歩を日課にしたり、階段の上り下りを取り入れるなど、日常生活のなかでできるだけ運動量を増やしましょう。

 

 

骨折予防に有効な運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどがありますが、ご自身の体の状態にあわせて無理なく続けることが大切です。骨粗しょう症治療中の方や膝に痛みがある方は、運動を開始する前に医師に相談してください。

 

 

 

【家の中でも手軽に行えて、骨密度低下防止に効果的な運動】

開眼片脚立ち

フラミンゴのように片脚で立ちます。不安な方は壁やテーブルにつかまりながら行って下さい。体重を片脚に乗せることで、両脚立ちの倍の負荷を与えることができ、骨を強くする効果があります。バランス感覚が鍛えられるので転倒予防にもなります。

 

 

ふくらはぎとアキレス腱のストレッチ

壁に手をついて、体を支えながらふくらはぎとアキレス腱を伸ばします。
前に出した方の脚の膝を曲げて体重をかけていき、後ろの方の脚のふくらはぎを伸ばします。
後ろの方の脚の膝を曲げ、アキレス腱を伸ばします。片脚30~40秒ずつを左右交互に行ってください。

 

 

背筋を伸ばすストレッチ

<立った姿勢で>
壁から20~30cm離れて立ち、壁に沿って両手をできるだけ上の方にのばします。
両手を上の方にのばすと、後ろに倒れやすくなるので不安な方は椅子に座って行なってください。

 

<椅子に座って>
頭のうしろで手を組み、両肘をできるだけうしろのほうに引き、胸を開きます。

 

 

 

※家の中の転倒に注意

 

長年住み慣れた家は安全と思いがちですが、意外にも高齢者の転倒事故の多くが、家の中で起こっています。転倒事故の発生場所として多いのは、居室階段玄関洗面所浴室などです。高齢者の転倒は、視力や筋力が衰えるなどなど身体的な原因のほか、住環境、服薬状況など様々な要素が重なり合って生じます。

 

 

若い人にとってはなんでもない僅かな段差も、高齢者にとってはつまづきの原因となることがあります。
骨粗しょう症の方は治療を受けることはもちろんですが、骨折のきっかけをつくらないことも重要です。 改めて身の回りをチェックして、転倒リスクを下げる環境づくりに取り組んでください。

 

 

 

【リハビリテーションの注意点】

 

セラピストにとっての注意点は、骨に無理な力をかけ過ぎないことです。
具体的にいうと、四肢(手足)の筋力増強訓練(筋力トレーニング)時に、セラピトは思い切り力をかけ過ぎないことです。

 

 

患者さん(利用者さん)の筋力増強訓練時に骨折をさせてしまったという事は時々聞きます。

 

 

筋力増強訓練を行うにあたり、その人の「骨密度の数値」を確認する事が出来れば一番いいですが、できないときでも年齢や体格、食事はきちんと食べれているか、日頃の運動量はどうか、などを考慮して行うべきです。

また、CKCで行うべきなのか、OKCで行う方がいいのかも考慮する必要があります。
※CKC、OKCについては、専門用語なのでここでの説明は省略します。

 

 

 

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