BLOGブログ

2018年10月26日

知っておくべき『酸素投与の副作用』

NEWS ブログ

こんにちは、大阪府を中心に事業展開をしている『ブリッジ』 自費訪問リハビリテーション(自費リハビリ)・出張パーソナルトレーニングの橋本です。

 

 

近年、肺気腫をはじめとする慢性閉塞性肺疾患(COPD)や、肺結核によって低肺機能に陥った人達が高齢化とともに慢性の低酸素症(慢性呼吸不全)に陥る人が増えてきたため、自宅で過ごされている人でも「在宅酸素療法(HOT)」をされていることが多くなっています。

 

 

「酸素療法」において投与する酸素は薬物とみなされるべきものであり、その副作用も知っておかねばなりません。

 

 

この記事では、「酸素療法」2つの副作用について説明をしています。

 

 

[1]CO2ナルコーシス

 

その1つは、とくに高CO2血症を伴う慢性呼吸不全をもっている人に対する、不注意な高濃度酸素投与によって引き起こされるCO2ナルコーシスです。

 

 

慢性的に炭酸ガス蓄積のある人は、本来なら換気を増加させCO2をより積極的に排出させる方向に働くべきですが、延髄の化学受容器は鈍麻した状態にあります。
換気の維持は、同時に存在する低酸素血症の刺激にもっぱら頼っています。

 

 

このような状態で酸素投与を行って動脈血酸素分圧(PaO2)を正常化すると、低酸素症による換気刺激が失われ、換気はさらに小さくなり、急速にCO2の蓄積が生じることがあります。

 

 

しかし、最近は換気・血流比の分布以上が悪化し、換気量は低下せずにPaO2が上昇するという説も有力視されています。

 

 

こうして起こる意識障害(昏睡)「CO2ナルコーシス」であり、生命の危険を生じます。

 

 

CO2ナルコーシスの危険を避けるには、もともとCO2が高いことが予想される人には、はじめは0.5〜1.0L /分程度の酸素投与を行い、PaO2を安全なレベル(50〜60Torr)までしか上昇させないようにします。

 

 

投与する酸素流量を変えた場合は、20〜30分後に必ず動脈血ガスを調べてPaO2をモニターするようにします。

 

 

万が一、CO2ナルコーシスに陥らせてしまった場合は、しばしば気管内挿管による機械呼吸がしばしば必要になります。

 

 

ですが、CO2ナルコーシスを過度に警戒して、その人が必要としている適切な酸素療法を行わないで。高度の低酸素血症に放置しておくことは許されません。

 

 

[2]高濃度O2による肺障害(酸素中毒)

 

もう1つの副作用は、高濃度O2による肺の障害です。
100%O224〜48時間吸入すると、肺毛細管内細胞の傷害が起こります。

 

 

50%以上の濃度の長時間吸入では何らかの危険性があります。
進行すると、「急性呼吸窮迫症候群(ARDS)」にみられる臨床像を呈するようになり、ますます高濃度のO2吸入が必要となり悪循環に陥ってしまいます。

 

 

これを避けるには、50%以上の濃度を48時間以上続けないようにします。

 

 

難治の低O2血症を改善させるためには、他の治療法を検討しなければなりません。
例えば、CPAP(continuous positive airway pressure:持続陽圧気道圧)や、PEEP(positive endexpiratory pressure:呼気終末陽圧)
呼吸管理によって、治療に必要な酸素濃度を多少下げることができます。

 

 

いかがでしたか、呼吸の話は少し難しいですが参考にして下さい。

 

 

『ブリッジ』は大阪市、堺市を中心に大阪府全域に「自費訪問リハビリテーション(自費リハビリ)」「出張パーソナルトレーニング」の事業展開をしています。
あなたの充実した人生の架け橋になります!

 

 

 

ブリッジ

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

072-249-0636