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2018年12月06日

『上肢:肩複合体』の関節構造

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こんにちは、大阪市・堺市を中心とした大阪府全域で事業展開をしている『ブリッジ』 自費訪問リハビリテーション(自費リハビリ)・出張パーソナルトレーニングの橋本です。




肩関節が障害されると上肢の運動に影響が出ます。
「調理動作」、「食事動作」「更衣動作」「整容動作」では上肢を中心につかいます。
また、上肢の動きが制限されると日常生活に大きな弊害が起こります。




障害を受けた肩関節のリハビリテーション(治療)を行なっていくにあたり、肩関節構造の理解は欠かせません。
肩関節(肩複合体)の構造は複雑ですが、リハビリテーション職のPT(理学療法士)やOT(作業療法士)は必ず理解しておかなければなりません。




肩複合体(shoulder complex)は、「肩甲骨」「上腕骨」「鎖骨」「胸骨」の4つの骨について構成されており、それらの骨を連結する ①肩甲窩上腕関節 ②胸鎖関節 ③肩鎖関節 の連合・複合された上肢の動きに由来してこのように称されます。




上肢の動きは肩複合体の合成された動きで行われ、どこに障害が起こっても動作困難に陥ります。
また、肩複合体の動きには胸肋・肋椎関節といった体幹小関節の関与が必要で、言い換えれば体幹小関節の動きがなければ肩複合体の関節は制限を受けることになります。




この記事では、肩複合体の3つの関節(肩甲窩上腕関節、胸鎖関節、肩鎖関節)の構造について詳細な説明をしています。






1)肩甲窩上腕関節   glenohumeral joint



肩甲窩上腕関節は肩甲骨窩と上腕骨骨頭で構成され、形態的には上腕骨頭が凸面肩甲骨窩が凹面をなす球関節に分類されます。




肩甲骨の背側側面は前額面に対し30°の傾斜位に位置しますが、肩甲骨窩の面はさらに内側を向き、結果前額面から35°の方向を向きます。
また、肩甲骨内側縁に対しては5°上方傾斜します。


上腕骨頸部は上腕骨長軸から約45°屈曲位をとり、後捻30°にて肩甲骨窩に向き合います。
関節包は上腕骨解剖頸にまで及び、上方では関節包直下滑液鞘に隔てられ上腕二頭筋長頭腱が関節唇に至ります。




前上方では大結節では烏口突起に至る烏口上腕靭帯が存在し、関節包靭帯としては以下のように3つの靭帯に区分できます。


烏口上腕靭帯のすぐ前方に上関節上腕靭帯が位置します。
前方では中関節上腕靭帯が広く関節窩に至り、下方では下関節上腕靭帯(前部線維束、腋窩陥凹、後部線維束の3部に分かれます)が位置します。
この周囲を腱板筋が位置し、特に後方ではこれらの筋によって補強されます。






2)胸鎖関節   sternoclavicular joint



胸鎖関節は胸骨柄と鎖骨胸骨端で構成される鞍関節で、前額面では鎖骨胸骨端が凸面胸骨柄関節面が凹面をなし、矢状面では鎖骨胸骨端が凹面胸骨柄関節面が凸面をなす構造になっています。




胸鎖関節には関節円板が存在し、その適合性を高めています。




関節包の前面と後面は前・後の胸鎖靭帯によって補強され、上方では左右鎖骨の内側上縁を連結するように鎖骨間靭帯が存在します。
下方では第1肋骨との間に肋鎖靭帯が存在するが、鎖骨の前面と後面に分かれ、前部線維は上外側方向へと走り、後部線維は上内側方向へと走行しています。






3)肩鎖関節   acromioclavicular joint



肩鎖関節は肩甲骨肩峰と鎖骨とで構成され、分類的には平面関節に属するが、若干肩峰鎖骨端がやや凹面を、鎖骨肩峰端が凸面をなします。
前額面でみた関節面は垂直位から内側を向く面まで様々ですが、多くは内側を向きます。




関節包の上部と下部は上下の肩鎖関節包靭帯(肩鎖靭帯)で補強されます。
鎖骨と烏口突起の間では烏口鎖骨靭帯が位置しますが、これは2つの靭帯の総称で、1つは菱形靭帯として烏口突起の上部から上外側方向に走り鎖骨へ、もう1つは円錐靭帯として烏口突起の底部からまっすぐ上方へ走り鎖骨に至ります。




肩峰前縁と烏口突起外側端との間には烏口肩峰靭帯が位置し、肩峰と併せて烏口肩峰アーチと呼ばれ肩甲窩上腕関節の天蓋として機能しています。






『ブリッジ』は大阪市・堺市を中心とした大阪府全域に「自費訪問リハビリテーション(自費リハビリ)」「出張パーソナルトレーニング」の事業展開をしています。
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